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福祉ネイル

私はこの福祉業界に入ったばかりの時に疑問に思うことがあった。いつもレクリエーションは演歌やおりがみや童話の歌などでみなさん楽しく参加されていたけれどこの先ずっとそのレクリエーションばかりをやっていくのか、時代や世代が変われば利用者様から求められる事は変わっていくのではないか。

きっと何十年後かはレクリエーションでテレビゲームや美容のネイル、メイクなどに変わっていくのではないか。

そう思った自分は福祉の業界を一旦辞めてネイルスクールに通いだした。

爪の基礎から肌色でどの色が合うかなど学んだ。

しかしネイルの世界は意外と体育会系で大人の美意識が高い女性たちを相手にするのは自分がやりたかったことではないと思った。

その迷った時自分はなぜネイルの世界に入ったのかを振り返り高齢者を相手にしたかったのを思い出した。

福祉ネイルの資格、シニアセラピーという高齢者に対して行える浮腫マッサージの資格を取り、当時働いていた職場でボランティア活動として施術していいと上司から許可をもらい始めた。

皆さん最初はネイルというとどんなことをされるかの不安があり、マッサージの方が今の高齢者には求められていた。

働いていた場所は新しくできたばかりの有料老人ホームで若い世代も居てその方々世代にはネイルを受け入れていただきとても喜ばれていました。爪の色で悩まれていたり、シールを貼るか、キラキラさせるかなど目が輝いていて見ているこっちが幸せな気持ちになりました。やっぱり世代でやってきたこと、やりたいことは変わると思うのでその世代世代で臨機応変にできるように色々な勉強をこれからもしていくべきだなと思いました。