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訪問介護では、資格保有者のケアを必要としている利用者様が多くいらっしゃいます。短い時間でも、命を守るためには、決められたことを手順通りに行う必要があります。
ゆいゆいに入社してから、喀痰吸引等研修・同行援護研修・実務者研修に参加し、学びを得ました。3つの研修で共通して教わったことは、【利用者目線の介護】をすることです。介護者の価値観を優先しないこと、本人の意思を尊重することが大切だと学びました。
気の知れた家族や友人でも異なり、人それぞれ価値観は全く違うので、ヘルパーは意思を読み取る配慮や声かけが重要です。信頼関係ができるまでは一つ一つの作業全てに意思確認を行います。長いお付き合いで気心知れても確認は怠りませんが、買い物の内容や料理のメニュー等を任せていただけるとほっこり嬉しいです。自分の嫌なことはしない、自分の意思や好みをわかっている、を前提に《おまかせ》してくださるからです。初回ケアでご満足いただき、2回目からおまかせしてくださる方も多くいらっしゃいます。ケアを重ねるたびに、お互いの話をしたり、笑って過ごす時間が増え、次にお会いできる日が楽しみになります。
各研修で学んだ【利用者目線の介護】は、まだまだ奥が深いので、いろいろな方と出会い寄り添い、学び続けたいと思います。

私はこの福祉業界に入ったばかりの時に疑問に思うことがあった。いつもレクリエーションは演歌やおりがみや童話の歌などでみなさん楽しく参加されていたけれどこの先ずっとそのレクリエーションばかりをやっていくのか、時代や世代が変われば利用者様から求められる事は変わっていくのではないか。
きっと何十年後かはレクリエーションでテレビゲームや美容のネイル、メイクなどに変わっていくのではないか。
そう思った自分は福祉の業界を一旦辞めてネイルスクールに通いだした。
爪の基礎から肌色でどの色が合うかなど学んだ。
しかしネイルの世界は意外と体育会系で大人の美意識が高い女性たちを相手にするのは自分がやりたかったことではないと思った。
その迷った時自分はなぜネイルの世界に入ったのかを振り返り高齢者を相手にしたかったのを思い出した。
福祉ネイルの資格、シニアセラピーという高齢者に対して行える浮腫マッサージの資格を取り、当時働いていた職場でボランティア活動として施術していいと上司から許可をもらい始めた。
皆さん最初はネイルというとどんなことをされるかの不安があり、マッサージの方が今の高齢者には求められていた。
働いていた場所は新しくできたばかりの有料老人ホームで若い世代も居てその方々世代にはネイルを受け入れていただきとても喜ばれていました。爪の色で悩まれていたり、シールを貼るか、キラキラさせるかなど目が輝いていて見ているこっちが幸せな気持ちになりました。やっぱり世代でやってきたこと、やりたいことは変わると思うのでその世代世代で臨機応変にできるように色々な勉強をこれからもしていくべきだなと思いました。

この世の中はジグソーパズルと同じだなとよく感じる事があり、仕事においては計画性を持って一つ一つを丁寧に行なう事により、一つの仕事というジグソーパズルは完成すると思うし、人間関係というジグソーパズルとしては、信頼関係をゆっくりと構築する事で人間関係というジグソーパズルは完成していくと思う。
人間関係においては、色々な関係性があるが、友達としてのジグソーパズル、家族としてのジグソーパズル、恋人関係としてのジグソーパズルと様々であり、その中でもいつも思うのは恋人関係の相手にとって、自分が相手の人生というジグソーパズルの最後のピースになり、相手の人生というジグソーパズルが完成という存在になりたいし、最後のピースになれるように努力し続けたいと思い、考える日々である。