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運転していて、何故か対向車線の車が停止している。よく見ると横断歩道に差し掛かっていた。横断者がいるからかと思いこちらも止まる。横断者が手を挙げることなく、しおらしく止まってくれるのを待っている。
手を挙げて渡る人は、ほとんど見ない。法改正があったのかなと思っていたら、テレビの交通安全では、手を挙げて渡ろうと言っている。若いお母さんによれば、手を上げないで
ささっと渡れと思うと少々乱暴な考えを聞く。渡りながら頭を下げて渡る人がいればこちらの気持ちも救われるのだが、これもいらないこと、さっさと渡るほうが良いと辛口な意見が聞こえる。障害者と渡る時は、支援者は、必ず手を挙げて、お礼の頭を下げている。
止まってくれてありがとうの気持ちを込めて、その場は助け合った雰囲気があり、救われている。
最近、テレビで(トキワ荘の青春)という映画を鑑賞しました。
漫画の神様、(手塚治虫)が暮らしていた(トキワ荘)に集う若き漫画家らは、雑誌(漫画少年)の投稿仲間でした。その中でも、リーダーであり兄貴的存在だった(寺田ヒロオ)を主人公に、貧しい生活、出版社員とのやり取りを交え貧しい生活を送りながら励まし、立ち上げた(新漫画党)。
20代前半の青年たちが漫画について熱い思いを語り、創作し、日々過ごしながらの中(漫画少年)が倒産する。
その時、中心的存在の寺田は・・・何を思う・・・
赤塚不二夫・藤子不二雄(A/F)・石森(石ノ森)章太郎・森安なおや・つのだじろう・鈴木伸一・水野英子等々、沢山の漫画家がトキワ荘より巣立っています。コミックでは、まんが道、愛…しりそめし頃に…等、一読をすると楽しいかもしれません。
後日談ですが、リーダーの寺田ヒロオ(暗闇五段・スポーツマン金太郎・背番号0→スポーツ漫画の先駆者)は後に、筆を折り断筆し茅ケ崎に住み、引きこもる。1990年に突然トキワ荘の仲間を自宅に呼び宴会を開催し、盛り上がり楽しく会は進みそして終わる。見送り時、皆にずっと手を振り続け笑顔で見送ったという。その後はピッタリといっさいの交流をやめ、ひっそりと茅ケ崎に住み、最後は離れに住み、母屋に住む家族とも顔を合わせず暮らし、1992年に亡くなったそうです。栄光の日々の青春時代、20代のほかの漫画家とほぼ変わらない年齢なのに兄貴と憧れ頼られる存在、その皆が時代に合わせキラキラしたヒット作を製作し自分を通り過ぎ、大先生となっていく。会えば寺さん、寺さんと皆は慕ってくれる。その葛藤、子供、児童漫画ではない漫画家への憎しみ。何があったのかは本人にしかわかりません。俳優の(壇蜜)の旦那さん、漫画家、(静野とおる)の叔父と寺田ヒロオは引退後も交流があったそうです。
最後に、豊島区に新しくできた、トキワ荘漫画ミュージアムがあるので、それぞれの漫画家のエピソードを考えながら行かれると、感慨深く楽しめるかもしれません。
最近、テレビの時代劇を見るのが楽しみで、仕事が終わると毎日夜、見て楽しんでいます。朝は、暴れん坊将軍、必殺仕事人、鬼平犯科帳、八丁堀捕物犯科帳、などなど見てます。それがくつろぐ時になっています
何故時代劇を見るようになったか不思議ですが、たまたま朝、4時からの番組で、暴れん坊将軍を見たら、はまってしまい面白かったので、別のも見始めました。どの番組の時代劇も江戸の時代であの時代の雰囲気いきの良さがたまりません。じっと見ていると家のことができなくなります。趣味のマンドリン、ギターの練習もできなくなります。バランスよく楽しめる時間をもって見て楽しみたいと思っています。最近は年を取ったので、体を動かすことよりこのような過ごし方がいい感じです。昔は水泳を始めトライアスロンもやりましたが、そんな若き時は思い出になりました。おしまい。
仕事が終わる帰りの途中
自転車で漕いでトンネルを潜って
ゾクッと寒気がした
その後メールが来た
虫の知らせだった
あんなに元気だったのに…
早すぎるよ
でも俺達は知っていた
もう長くないんだ
生前、辛かったんだね…
負けず嫌いな俺…
怠慢の妹…
わがままな弟…
ぶっきらぼうの親父…
毎日、泣いてたね…
だけどさぁ 俺 負けたくないよ
負けたらさぁ 人生 終わりだよ
悔いなんて残したくないよ
母ちゃん 知ってたよね?
俺がさぁ 幼い頃 ビービー泣いてたよね?
いつの間にか変貌しちゃってさぁ
負けず嫌いの俺になった 頑固になった 短気になった やってらんねぇよと 半端な俺になった 生きる証が欲しかった
だから無謀に走ってた
それでも母ちゃんは何にも言わなかったよね
俺を好きにして生かせたよね
感謝してるよ
なぁ 母ちゃん なんにもしてやれなかったけどよ
俺がヒーローになるよ
母ちゃん、天国で遠くから俺を見てて
もし自分が何かを汚してしまったとき、私たちは拭いたり着替えたり自分で対処することができます。しかし介護を必要とされている利用者様はどうでしょうか?食事や排泄で衣類が汚れてしまっても誰かに頼む以外に清潔にする方法がなかったら、どうするでしょうか?
衣類やシーツが明らかに汚れていても、尿漏れでズボンまで染みてしまっていても、汚した自分が悪いから・余計な仕事をさせるのは悪いから・介助や洗濯で家族に負担をかけたくないからと我慢をしてしまう利用者様が多くいらっしゃいます。
訪問介護の場合は、ご家族と同居されていたり、ケアプランやケアに入れる時間の制限によって遠慮されたり、ヘルパーからお声掛けをする事が難しい場合があります。人によっては、着替えを促されると汚いと言われているようで不快な思いをされるかもしれません。
もちろんご本人様の意思が大前提ですが、毎日生きていく中で、羞恥心や気遣いから我慢をしていることが頻回であるほどに助けが必要かもしれません。清潔を保持することは尊厳を守ることでもあるからです。
人の手を借りることや、心地良い生活を守るために誰かに相談をすることを、私たちは恥ずかしいことだと思いません。私たちヘルパーは人の力になりたいという思いで働いていますので、利用者様の生活をより豊かにすることはとても喜ばしいことです。
今以上にケアを増やすことは、時間の調整が必要だったり、ケアプランの変更のために複数の機関と連絡を取り合ったり、書類にサインをしたり、面倒なことも多いかと思います。
しかし、ご自身やご家族がご自宅での生活を維持していくなかで気になることは気軽にご相談いただけると幸いです。信頼関係を深く築くことができる訪問介護だからこそ寄り添えることがたくさんあるということを知っていただきたいです。
最近は、色々と行うことがあり、読書する時間もあまりとれず、本もたまる一方ですが、最近読んだ本の一つを紹介します。
タイトルは、銀の猫・作者・朝井まかて氏直木賞作家です。内容は、江戸時代の介護をテーマとした小説です。あらすじは、嫁ぎ先から離縁され、母親と暮らす、お咲。彼女は年寄りの介護を助ける、介抱人のプロ。江戸の家族や、お咲と接するお年寄りとの中で、終末期やお年寄りから教えられる人生の教訓。平均寿命は、今に比べて大分短いが、その中でも案外現役長寿の方々もおられ、その方々の江戸の様子や案外介護事情が進歩的で、武家社会も介護に対して寛容な様子が良く描写しており、今の自分の職業との対比や教えられることが多い1冊です。
時間があれば、是非、一読を。