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「腐ったみかんは戻れない」      綾部 義雄

生きることが辛い。

何のために自ら生きているのか?分りもしない。私が中学時代に「1977年10月23日、日本にやって来るF―1GP」テレビを見ていた。気持ちが溢れるほど胸が熱く興奮した。走ることが好き。エキゾースト音の爆音が好き。事故で負傷したニキ・ラウダ凄さを知り、冷酷な走りをしたジル・ビルニューヴの魅力に憧れて、夢を見ていた。走るメカに興味が沸く。そんな少年が大人になっていく。でもね、心のきれいな俺が壊れていく。彼女にふられたり、社会に追いつけないと悔し涙を溢したり、色んな事があった。それでも突破した。優越になり、生きてきたけど、天地から突き落とされた。それでも、這い上がろうとしたけど自分に合った世界なんて、どこを探しても見つからない。生きることを絶望し、寂しく、死にたいくらい、もどかしく、さ迷い続けていた。だけど、みんなが悪いわけじゃない。タイミングがぐれたさ。人間なんて本当に弱い生き物さ。だから、みんな求愛行動をするよ。弱肉強食があって当たり前のこと。勝つか?負けるか?生きることの意味を生き甲斐に変えて蹴っ飛ばすよ。人生どんなに生きても同じ事を繰り返す。こんなつまらない人生をどう生かすか?だよ。腐ったみかんは元に戻れない。障害となった身体には元には戻れなければ心も戻れない。この人たちの理解を踏まえて前向きだよ。